ナリンギン (Naringin) はフラバノンの一種。ナリンゲニンのネオヘスペリドース配糖体で、シキミ酸経路で合成される。グレープフルーツやはっさくなどの果皮付近に多く含まれ、柑橘類の苦味や刺激感の元になっている。シトクロームP450の活性を阻害する作用があり、グレープフルーツジュースを薬と同時に服用してはいけない原因となっている。
抗アレルギー作用を持ち、花粉症の症状を緩和する。
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