カリウム(ドイツ語: Kalium [ˈkaːliʊm]、新ラテン語: kalium)は原子番号19番の元素である。ポタシウム(剥荅叟母、Potassium [poʊˈtæsiəm]) 、加里(カリ)ともいう。元素記号はK。原子量は39.10。アルカリ金属、典型元素のひとつ。
ラテン語のカリウムという名称は、アラビア語で「植物の灰」を意味する「al - qalyah(アラビア語: القَلْيَه)」に由来しており、現在元素名として用いられているドイツ語の「Kalium」は、このラテン語の名称を音訳したものである。似た発音のアルカリとは語源が同じである(より一般的な標準アラビア語においては アラビア語: بوتاسيوم として知られている)。
英単語の「potash」はオランダ語のpotaschenに由来する。
日本の医学、薬学、栄養学などの分野では、英語のポタシウム(Potassium [poʊˈtæsiəm])が使われることもある。和名では、かつて加里(カリ)または剥荅叟母(ぽたしうむ)という当て字が用いられた。元素記号はドイツ語からKになった一方、IUPAC名は英語からpotassiumとされている。 ...
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