ゲルセミウム属(ゲルセミウムぞく、学名: Gelsemium)はゲルセミウム科の属のひとつ。常緑つる性木本からなる。
東南アジア原産の1種と北米南部原産の2種がある。
ゲルセミウム・エレガンス(冶葛:ヤカツ) Gelsemium elegans
胡蔓藤(コマントウ)ともいう。ベトナムなど東南アジアから中国南部の原産で、古くから猛毒で知られ、最強の猛毒植物、あるいは葉を3枚食べれば確実に死ぬ(真偽は不明)などといわれている。漢方では根(鉤吻:コウフン)を外用薬として使ったこともあり、正倉院宝物のひとつである冶葛壷の中に少量が現存しているが、記録によればかなり使われた形跡がある(用途は不明)という。
ランキンジャスミン Gelsemium rankinii
カロライナジャスミン(イエロージャスミン) Gelsemium sempervirens
アメリカの南東部カロライナ付近から中米グアテ
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