排尿障害(はいにょうしょうがい)とは、なんらかの原因で排尿に困難を認めるものである。尿意の回数の過多・過少、排尿開始困難を言う。
300 mLから400 mL尿がたまると尿意を感じる。
排尿を意図すればいつでも排尿することができる。
特に数字上の定義はないが、昼間頻尿は日中覚醒時の排尿回数が8回以上のものを言い、夜間頻尿は夜間就眠中に覚醒しての排尿回数が2回以上のものをいう。頻尿は多尿、膀胱粘膜刺激、ストレスなどによりおこる。ほかにも糖尿病、尿崩症、膀胱炎、神経因性膀胱(後述)が原因としてあげられる。
尿を自分の意思によらず排泄してしまうこと。尿失禁の原因が膀胱、尿道括約筋障害であることが非常に多く、高齢の多産婦に多い。原因・病態別に、真性尿失禁、緊張性(腹圧性)尿失禁、溢流性(奇異性)尿失禁、切迫性尿失禁、反射性尿失禁などに分類される。
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