ディスレクシア(英語: dyslexia、ディスレキシアとも)は、学習障害の一種で、知的能力および一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。失読症、難読症、識字障害、(特異的)読字障害、読み書き障害、とも訳される。発達性読字障害(DRD; Developmental reading disorder)とも呼ばれる。1884年にドイツの眼科医ルドルフ・ベルリンによって報告され命名された。
2013年に改定された米国精神医学会の診断基準(DSM-IV)では、限局性学習症(いわゆる学習障害)のなかで読字に限定した症状を示すタイプの代替的な用語としてdyslexia(ディスレクシア)を使用しても良いことになった。読字に困難があると当然ながら書字にも困難があるため日本では、発達性読み書き障害と呼ばれることもある。
顕著な例では数字の「7」と「seven」を同一のものとして理解が出来なかったり、文字がひっくり返って記憶されたりして正確に覚えられない、など様々な例がある。原因は、遺伝的側面と、環境要素があるとされる 。
治療法は、患者の問題ではなくニーズに合わせた教育方法をとることによってハンディを減らせるとされる。視力を対象とした治療では効果がない。 ...
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