低血圧(ていけつあつ)とは、血圧が正常範囲を下回っている状態である。治療の基準はなく、症状がある場合に治療の対象となる。
高血圧は日本高血圧学会にて基準が示されているが、低血圧には基準が存在しない。おもに収縮期血圧(非専門用語で主に血圧の「上」と呼ばれる数値)で80mmHgを下回ると次のような症状が強く出やすい。世界保健機関(WHO)は世界共通の基準として、収縮期血圧100(mmHg)以下、拡張期血圧60(mmHg)以下を低血圧と定義している。
特別な原因疾患を伴わずに血圧が慢性的に低い状態。
原因が明らか。大量出血、胃腸疾患による栄養不良、心臓疾患やホルモン異常などによって起きる。発病及び経過から下記に分類する事がある。
食後低血圧 - 後に生じる低血圧、高血圧症の合併症として現れることがある。
透析低血圧 - 透析患者に起こる低血圧で、更に一過性の透析時低血圧と慢性の非透析時低血圧に分けられる。
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