ヨウサイ(蕹菜 拼音: wèng cài ウォンツァイ)、学名: Ipomoea aquatica)は、ヒルガオ科サツマイモ属の野菜。茎が空洞になっており、このため、中国語で空心菜(コンシンツァイ、拼音: kōng xīn cài)や通菜(トンツァイ、拼音: tōng cài)とも呼ばれる。漢名の「空心菜」を日本語読みして俗に「クウシンサイ」ともいうが、同じ読みで「心」を「芯」に変えた登録商標があることに注意。
エンサイ(蓊菜)は台湾語エンツァイ(蓊菜)の訛り。「エンサイ」「莚菜」が野菜、料理、飲料の名称として商標登録。「莚」は草むしろを意味する漢字で本来、本種の意味はない。別名エン「蓊」の音を表すための代用当て字とみられる。
ムシロナが料理、飲料などの呼称として登録されている。
沖縄ではウンチェー(蕹菜)、ウンチェーバー(蕹菜葉)と呼ばれる。
中華人民共和国広東省では、俗に食べ過ぎると痙攣を起こすともいわれ、広東語で抽筋菜(チャウカンツォイ、chau1gan1choi3)の俗称がある。
つる性多年草だが、作物としては一年草扱い。東南アジア原産で、高温多湿の熱帯、湿地で多く栽培され、水耕栽培も可能。外見はサツマイモに似ており、茎は中空で這う。葉は切れ目の入った長卵 ...
ウィキペディアでもっと読む