セロトニン症候群(セロトニンしょうこうぐん)とは、抗うつ薬類を服用中に脳内セロトニン濃度が過剰になることによって起きる副作用である。
体温の上昇、異常発汗、緊張、高血圧、心拍数の増加、吐き気、下痢
ミオクローヌス、筋強剛、振戦、反射亢進、緊張と緩和の繰り返し(あご、歯をがちがちさせる、など)
混乱、興奮、錯乱、頭痛、昏睡セロトニン症候群は通常、セロトニン作動系の薬品との相互作用によって発生する。
デキストロメトルファンとSSRIの組み合わせ
SSRI/SNRIとトリプタン系薬剤(片頭痛治療薬)の併用
セント・ジョーンズ・ワートの過量摂取などによって発生する。高齢者は特に注意を要する。
診断は血液検査や画像診断によらず、身体所見と問診が主となる。Hunterのクライテリアが感度・特異度に優れておりしばしば用いられる。また、悪性症候群(NMS)との識別が重要である
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