胃切除術(いせつじょじゅつ、英: gastrectomy)は、胃の一部もしくは胃全体を切断し取り除く手術的治療法。
おもに胃の腫瘍のほか、胃潰瘍、胃の損傷などに対して行われる。近年では腹腔鏡下手術も行われるようになっている。
1881年にオーストリア人外科医のテオドール・ビルロートが世界初の幽門側胃切除術を行い成功1897年にはスイスのカール・シュラッター、1908年にはルーが胃全摘術を行い成功している。
日本においては1897年に東京大学の近藤次繁が日本初の幽門側胃切除術に成功し、1918年は同大三宅秀夫によって胃全摘出術の成功が報告され、1967年には東北大学の槇哲夫によって幽門保存胃切除術(PPG)が開発された。
1846年 ウィリアム・T・G・モートンによるエーテル麻酔の公開手術
1881年 テオドール・ビルロートによる胃切除術の成功
1885年 ビルロートII法が初めて行われる
1897年 ミクリッツが噴門側胃切除を行う
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