ニイタカビャクシン(学名:Juniperus squamata)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹の低木コニファー。
原種は、中国の湖北や福建、四川、雲南、貴州、および台湾の標高3000-4000mの高山帯、ヒマラヤ山脈やアフガニスタンに分布する。細根は少ないが、ハイネズと違って移植は困難ではない。葉は針状で密生し、枝は細かく分枝しやすい。多くの園芸品種があり世界的に栽培されている。挿し木で繁殖し、挿し木からの発根も良好とされる。ハイネズより若干高さが出る傾向があり、樹高は50cm程度で匍匐型に広く広がる品種が多いが、「ゴールデン・ジョイ」のような盃型品種や、「メイリー」のような高さ4mほどの広円錐形になる品種もある。
Juniperus squamata 'Blue Carpet' (ブルーカーペット)- メイリーの突然変異種。春から秋にかけては葉は青緑から灰青色で、ブルーの発色が美しい品種。冬は茶色-紫色を帯びる。日向を好み日光が不足すると葉の発色が不良となる。逆さは最大で1m程度で、雑草を抑える効果も優れる。直径2-3mに成長する。鉢植えにする場合は水切れに配慮が必要。年間20-50cm伸び、総合的なキャラクターより日本でも広く匍匐型のコニファーとして広く流通している。病害虫にも強い。針状の葉は硬く触ると痛みを感じる。小枝は多数分枝する。繁殖は挿し木。 ...
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