接合菌症(せつごうきんしょう、zygomycosis)とは、接合菌門(Zygomycota)のうちヒト対しに病原性を発現するリゾプス属(Rhizopus)、ムーコル・シルシネロイデス(Mucor circinelloides)リクテイミア属(Lichtheimia)、リゾムーコル属(Rhizomucor), リゾムーコル属(Rhizomucor) など多様な侵襲性真菌による感染症の総称。ワクチンのような予防法は存在せず、生存率は低いとされる。
学術的には接合菌症が正しい呼称であるが、臨床医療現場ではムーコル菌症(mucormycosis)と呼ばれる、接合菌症はかつての呼称との見解がある。
常在菌として環境中に存在している接合菌の Rhizopus oryzae、Rhizopus microsporus、Rhizopus stolonifer、Mucor circinelloides、Cunninghamella bertholletiae、Apophysomyces elagans、Saksenaea vasiformis、Absidia corymbifera、Rhizomucor pusillus ...
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