アイザックス症候群(アイザックスしょうこうぐん、英: Isaacs syndrome)は、持続性の四肢・体幹の筋けいれんを主症状とする疾患である。ニューロミオトニア(英: Neuromyotonia)、後天性ニューロミオトニア、免疫介在性ニューロミオトニアとも呼ばれる。これらの主症状は、末梢神経の過剰興奮に原因があると考えられている。
筋けいれん、筋強直、ミオキミア(筋のピクツキや波打つような動き)、筋弛緩障害(ニューロミオトニア):
主な症状は末梢運動神経の過剰興奮性によるものである。四肢、体幹に見 られるのは、筋けいれん、筋硬直、ニューロミオトニア(叩打性ミオトニアを認めない神経由来の筋弛緩遅延)と、ミオキミア、線維束れん縮などの不随意運動である。
筋けいれん・筋硬直が持続することで筋肥大を起こす こともある。より強くなると筋力低下が見られることもある。
筋けいれん・筋硬直が進むと、疼痛を生じ、歩行や体動が困難となり日常生活に重大な支障が生じる。自律神経症状(発汗過多、排尿障害、腸閉塞、体温異常)、感覚異常、皮膚の色調変化:
疼痛、しびれ感などの感覚異常もしばしば見られる。
自律神経の興奮性異常によると思われる発汗過多、皮膚色調の変化、高体温を示す場合もある。四肢末端の痛み ...
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