オモダカ属(オモダカぞく、Sagittaria)は、オモダカ科の属。湿地や水田に生息する抽水植物が中心。水田雑草として扱われる種も含まれている一方、観賞用に栽培される種もある。矢尻型の葉を持つ種が多い。
世界に約20種が生育。日本には4種(変種を除く)が自生している。
日本には以下の種が生育している。いずれも塊茎などで旺盛に繁殖するため、難防除雑草として知られている。ただしカラフトグワイ(絶滅危惧IA類)のように、絶滅危惧種に指定されている種もある。
アギナシ Sagittaria aginashi Makino
ウリカワ Sagittaria pygmaea
オモダカ Sagittaria trifolia L.
カラフトグワイ Sagittaria natans
クワイ Sagittaria trifolia var. edulis - オモダカの栽培変種。塊茎は食用にされる。そのほかに園芸種として以下のような種がある。
セイヨウオモダカ Sagittaria saggitifolia
タイリンオモダカ Sagittaria montevidensis
ナガバオモダカ Sagittaria ...
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