メタカラコウ属(メタカラコウぞく、学名:Ligularia)はキク科の属の1つ。
多年草。ロゼット状の長い葉柄を持った根出葉が発達し、開花時にも残っている。葉の形は、円心形、腎形、卵状長楕円形などで、葉柄の基部は完全に茎をとり巻いて短い鞘をつくる。頭花は大きく、多数つけ、黄色の雌性の舌状花と両性の筒状花で構成され、いずれも種子ができる。総苞は筒状または鐘状。痩果は円柱形で、冠毛の毛はふつう長いが短いのもある。
日本、ヒマラヤ東部、中国、朝鮮半島、シベリア東部などに分布し、約80種ある。
ヤマタバコ Ligularia angusta (Nakai) Kitam.
ミチノクヤマタバコ Ligularia fauriei (Franch.) Koidz.
オタカラコウ Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.
メタカラコウ Ligularia stenocephala (Maxim.) Matsum. et Koidz.
ハンカイソウ Ligularia japonica Less.
マルバダケブキ Ligularia dentata (A.Gray) H.Hara ...