ラムソン(学名:Allium ursinum、英: ramsons)はネギ属の多年草で、野性のチャイブの近縁種である。意訳してクマニラ、クマニンニク、クマネギなどとも。また、ドイツ語名(Bärlauch)からベアラオホ、ベアラウフとも呼ばれる。
地面から直接出てくる長さ数センチメートル(cm)の茎に続いて槍先の形をした葉がある。ニラやタマネギ、ニンニク、リーキを含むネギ属の植物であり、ヨーロッパ原産、アジア北部にまで広まった。種でも球根でも増えるが、種は発芽に1年以上かかることもある。
英語ではRamsons / Buckrams / Wild Garlic(野生ニンニク) / Broad-leaved Garlic(幅広葉ニンニク) / Wood Garlic(森ニンニク) / Bear Leek(熊リーキ) / Bear's Garlic(熊ニンニク)など、またドイツ語ではBärlauch / Bärenlauch / Knoblauchspinat(ニンニクほうれん草) / wilder Knoblauch(野生ニンニク) / Waldknoblauch(森ニンニク) / Hexenzwiebel(魔女タマネギ) ...