キカシグサ属(Rotala)は、ミソハギ科に分類される植物の属。水草や湿生植物が多く含まれており、アクアリウムで用いられることも多い。なおその際は、学名のロタラで呼ばれることも多い。
日本には6種が知られている。代表的なものを挙げる。
キカシグサ R. indica (Wild.) Koehne var. uliginosa (Miq.) Koehne
ミズキカシグサ R. littorea (Roxb.) Koehne
ミズマツバ R. pusilla Tulasne
本州以南の水田、おもに水田に見られる普通種。
日本固有種。茎の周りを疎らに細長い松葉のような葉が取り囲む。スギナのような外観を持つことからミズスギナと呼ばれる。牧野富太郎が1898年に発見。関東周辺にも生息していたが、現在は環境破壊により消失。現在は南日本を中心に分布。
以下はアクアリウムプラントとして栽培されるもの。
アジア原産。代表的なロタラのひとつ。細い茎に細かい葉を付け