バウヒニア(Bauhinia blakean、俗称:香港蘭:Hong Kong orchid tree)は、香港原産のマメ科ジャケツイバラ亜科の木で、大きな厚い葉と赤紫色の花が特徴である。
花の名前の「blakeana」は、第12台香港総督であるヘンリー・アーサー・ブレイク(Henry Arthur Blake)にちなんで命名された。
蘭の花を連想させることから俗に香港蘭 (オーキッド・ツリー、Hong Kong orchid tree) 、葉の形が羊のひづめに似ていることからヨウテイボクという名も持つ。
花の形は蘭に似た5弁の花であり、他のマメ科の花とは雰囲気が異なる。
熱帯・亜熱帯に生息する植物で、1880年に香港で発見された。新種としての報告は1908年である。
バウヒニア'は、香港原産であり、このことから、香港の象徴として1965年に香港の市花として選ばれ、また香港に関する様々な旗や徽章、紋章に描かれる。