オンタデ属(オンタデぞく、学名:Aconogonon 、漢字表記:御蓼属)は、タデ科の属の1つ。
多年草。地下に根茎があり、茎は多くは下部から枝を分ける。葉は単葉で互生し、葉柄の基部に関節がなく、膜質になる托葉鞘がある。花は両性であるが、雌雄異株で単性の種もある。花序は総状花序となり円錐状になる。萼は5裂し花弁状になる。花弁は無い。雄蕊はふつう8個ある。花柱は短く3裂する。果実は3稜形の痩果になる。
ヒメイワタデ Aconogonon ajanense (Regel et Tiling) H.Hara - 雌雄同株。草丈は低く、茎は細い。葉柄がない。
オヤマソバ Aconogonon nakaii (H.Hara) H.Hara- 雌雄同株。株は低い叢状になり、茎は太い。短い葉柄がある。
ウラジロタデ Aconogonon weyrichii (F.Schmidt) H.Hara var. weyrichii - 雌雄異株。葉裏が白い。
オンタデ Aconogonon weyrichii (F.Schmidt) H.Hara var.