イノデ属(いのでぞく、猪の手、Polystichum)は、オシダ科の属の一つ。
2016年のPteridophyte Phylogeny Group分類(PPG I)によると、Dryopteridaceae 科、 Dryopteridoideae 科のシダ 属。
地上性で、根茎は直立するか斜めに立ち、葉身は2回羽状複生のものが多い。ほかのオシダ科の種と異なる点として、葉柄の鱗片を密につける。この特徴が猪の足に似ていることから「猪の手」の名が付いた。温帯および山岳熱帯地域の陸生または岩盤に生息する(いくつかの種は高山地域で成長する)。
この属には約500種があり、 国際的な分布をしている(汎存種) 最も多様性が高いのは東アジアで、中国だけでも約208種が存在し メキシコからブラジルまでの地域には、少なくとも100の種が追加され、アフリカ(少なくとも17種)、北米(少なくとも18種)、およびヨーロッパ(少なくとも5種)の多様性ははるかに低くなっている。 Polystichum種は、温帯および山岳熱帯地域の陸生または岩盤に生息するシダ(いくつかの種は高山地域で成長します)で、道路の切り傷、距骨斜面、小川の土手などの乱れた生息地でよく見られる。 ...