フウセンツメクサ(学名:Trifolium tomentosum)はシャジクソウ属の多年草。
ヨーロッパから西アジアにかけてと北アフリカを原産地とする。北アメリカやオーストラリアに帰化している。
日本では香川県坂出市で1988年に初めて野生化が確認されている。
草丈は8-20cmほどで、葉は3小葉で細かな鋸歯がある。春から夏にかけて淡紅色の蝶形花をつける。花後は、花が表面に線毛を有した袋状となり、さらに熟すと淡褐色となる。
植村修二・勝山輝男・清水矩宏・水田光雄・森田弘彦・廣田伸七・池原直樹『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』全国農村教育協会、2010年12月24日。ISBN 978-4-88137-155-8。 p.115