アンノナ・トメントーサは、バンレイシ科の植物の種です。ボリビアとブラジルが原産です。この種を初めて正式に記載したスウェーデンの植物学者ロバート・エリアス・フリースは、その枝と葉を覆う密な羊毛(ラテン語でtomentosuscode: latからコード: laに昇格)にちなんで名付けました。
高さ0.5〜1.5メートルに達する低木です。若い枝は黄褐色の密な羊毛で覆われています。節間の長さは1〜4センチメートルです。葉柄は長さ3〜4ミリメートルで、密な羊毛で覆われています。長楕円形から楕円形の葉は7~19×3.5~9センチメートルです。葉は根元が丸くなっているか凹んでいて、先端が先細になっています。葉の表裏は密な毛で覆われています。葉には中肋の両側から鋭角に伸びる8〜18本の二次脈があります。節間から花序を出し、1~2個の花を咲かせます。小花柄は長さ 1.5 センチメートルで、基部を囲む腎臓の形をした 2 つの苞があります。丸い萼片は先端が尖り、外面は密な羊毛に覆われ、内面は無毛です。外側の花びらは 1.7 × 2 センチメートルで、先が細くなっているか、先端が鈍くなっています。外側の花びらの外面は、密な灰黄色の毛で覆われています。内側の花びらは0.6~0.7×2センチメートルで、背が竜骨状で先端が尖っています。雄しべの長さは3ミリメートルです。その卵巣は密な白い毛で覆われています。 ...