ハリエンジュ属(ハリエンジュぞく、学名: Robinia)は、マメ科ソラマメ亜科の属の一つである。
落葉の高木または低木で、樹高は4mから20m以上になる。幹は直立し、よく分枝し、枝にとげがあるものが多い。
花はしだれ状の総状花序をなし、白色またはピンク色である。
アメリカ合衆国からメキシコ中部にかけて約20種が分布する。日本には、ハリエンジュ(ニセアカシア)が、明治初期の1873年に、薪炭材や寒冷地の緑化木・街路樹などの目的で導入されたが、現在では養蜂用(はちみつの原料)以外にはほとんど無用になっている。
欧米では交配種が作出され、庭園樹や公園樹に用いられている。
ハナエンジュ Robinia hispida
ハリエンジュ(ニセアカシア) Robinia pseudoacacia
連合王国 The Royal Horticultural Society: Dictionary of Gardening 「Robinia」の項+=