オニノゲシ(鬼野芥子、Sonchus asper)は、キク科ノゲシ属の越年草。ヨーロッパ原産で、世界中に外来種(帰化植物)として分布している。
北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、アジア(日本を含む)、オセアニアに移入分布する。
日本では各地の道端や畑で見かけることができる。花期は春~晩秋で、タンポポのような黄色の花を咲かせる。
葉には刺があり触ると痛い。葉色は濃い緑で光沢がある。葉の基部は半月状に茎を抱く。全体的にノゲシに比べると、少し大きく荒々しい感じがあり、名前に「鬼」が付くのが理解できる。
平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年。ISBN 4-635-07001-8。
岩槻秀明『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0。
Sonchus asper (L.) Hill(「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList))