ホナガイヌビユ(穂長犬莧、学名: Amaranthus viridis)は、ヒユ科ヒユ属の1年草。道端や畑などに生える雑草。アオビユ(青莧)ともいう。
葉はイヌビユより大きく、先はあまりへこまない。
果実(胞果)は、淡褐色になり、細かいしわが目立つ。
葉は食用になる。ジャマイカでは、カラルーと呼ばれ、モルディブでもディベヒ語で massaagu と呼ばれ料理に使われる。ほか、インドでも野菜として食され、サンスクリット語で Tanduliya と呼ばれる伝統的なアーユルヴェーダ伝統医学のハーブとして利用されている。葉以外の種子も水で茹でたり、ビスケットにしたり、スナックとしても食用可能である。
平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、353頁。ISBN 4-635-07001-8。
『写真で見る外来雑草』畜産技術協会、1995年、5頁。ISBN 4-88137-056-1。
岩瀬徹『形とくらしの雑草図鑑 : 見分ける、身近な280種』全国農